もっともよくきかれる質問の一つが "slit って何?" というものです。 実のところ、この文書を書いたとき、一日に10回も #fluxbox できかれるのを止め slit がツールバーの別名であるという神話を終りにするために、 この節を FAQ の冒頭で差し示すようにしました。
slit は Fluxbox が Blackbox から継承した多くの部分の一つです。 WindowMaker のドックアプリケーション (と withdrawn あるいはよりまれに swallowed と呼ばれるモードで動作する他のもの) を保持するように設計されています。 そのようなアプリケーションはしばしば -w オプションを持ちますが、いくつかは [そのオプションなしでも] 自動的に withdrawn モードになります。
さてまず Fluxbox が slit を組込んでコンパイルされているか確かめましょう。 たいていは大丈夫ですが、御存知のようにディストリビューションによってパッケージは異なります。 もし、[スリット]なしの方がいいならコンパイル時に無効にすることもできます。 けれども未使用の slit はまったく画面領域をとらずごくわずかなメモリを食うだけなので、 通常は、スリットが御利用の他のアプリケーションと干渉するのでなければ無効にする必要はないということを気にとめておいて下さい。
ドックアプリケーションなら何でも実行できます (withdrawn モードとして知られています)。 例えば xmms は wmxmms と一緒に配布されていますが、 wmxmms & とすれば slit 内に表示されます。 上で述べたようにいくつか (例: gkrellm) を slit に収めるのには -w オプションが必要です。
はじめるのに一番いい場所は the Dockapp warehouse です。ドックアプリケーションの非常に大きなリポジトリです。 Freshmeat で探すか、ディストリビューションをチェックすることもできます。
bbtools ページには沢山の Blackbox/Fluxbox ユーティリティがあり、ほとんどは slit 内で実行できます。
また KDE サポートが有効ならば KDE ドックアプレットも slit 内で実行できます。
Dockapps.Org はまったくドックアプリケーションだけに注力した新しいサイトです。
もちろん変えられます。単に slit の見える部分で右クリックしてオプションを選ぶだけです。 ほとんどのオプションはタスクバーとちょうど同じです。 違うのはDirection があることで、slit は Horizontal か Vertical 方向に配置できます。
configure メニューには Maximize Over Slit オプションというものもあり、slit を覆うようにウィンドウを最大化できます。
Fluxbox 0.1.10a以降なら slitlist ファイルを使えば可能です。利用方法を少し説明してみます。
ドックアプリケーションの順番がこのファイル (デフォルトでは ~/.fluxbox/slitlist) に保存されます。 slit にドックアプリケーションを読み込む際、その名前が前に動作していたものに一致すれば、前の順番を保持しようとします。
slit の希望の順番を決定する簡単な方法は以下のとおりです:
手順 7.1. ドックアプリケーションの順番づけ
ドックアプリケーションなしで Fluxbox を実行
希望する順にドックアプリケーションを個々に起動
ドックアプリケーションを自動起動スクリプト、例えば .xinitrc か .xsession に記載. 順番は気にしなくて良い
この順番は、 デフォルトでは ~/.fluxbox/slitlist に保存され、 将来のセッションにわったって保持されます。
slitlist を手作業で編集するのも自由です。 単純なウィンドウ名のリストで、一行毎にドックアプリケーションがならんでいます。 Fluxbox が実行中でないときに編集するべきで、さもないと変更が上書きされてしまいます。
異なる slit リストファイルを選択することもできます。 次の init ファイルのエントリの例ではパスを変更しています:
完全に順番づけを無効にするオプションはないことに注意して下さい。 パッチ作者は順番を任意にすることにいかなるメリットもないと考えています。