5.1. キーグラバー

キーグラバーは優れたツールであるものの、 いくつか制限(とライセンス非互換だった問題)を持つ bbkeys と非常に良く似た働きをします。 しかし、完全に新しい構文の設定ファイルと Fluxbox をより強力にするいくつかの新しい機能を持っています。

その一つとして、新しいキーグラバーは (Emacs のように) 一連のキーシーケンスをサポートしているので、例えば Mod1 + M + Mod1 + F で次のワークスペースに移動できます (ただし皆が実際にこの特定のキーシーケンスを使うわけではないでしょう)。

そして、もしシーケンスを途中まで入力し、しかし続けない (中止)することにしたなら、ただ他の (キーファイルで設定した AbortKeychain の) キーシーケンスを押すだけで中止することができます。

さらに、 グループ内のグループ/タブ化されたウィンドウを切り替えるのに、 キーシーケンス (NextTab と PrevTab) を割当てることもできます。

最後に、便利なように bbkeys の設定ファイルを Fluxbox 用に変換する vlaad と tarzeau による二つのスクリプト(どちらも同じ働きをします)を紹介しておきます。 convertkeysconvertkeys2 からダウンロードでき、使い方はそれらスクリプトの中に書かれています。

例 5.1. 設定ファイル

    Mod1 Tab :NextWindow
    Mod1 F1 :Workspace 1
    Mod1 F2 :Workspace 2
    Mod1 F3 :Workspace 3
    Mod1 F4 :Workspace 4
    Control n Mod1 n :NextTab

さて御覧頂けるように、最初にモディファイアがあり、次にキーが続き (もっと長いシーケンスを望むならさらにモディファイア、キーと続けることもできます) 、最後はアクションを伴うコロンとなっています。

正しいキーアクションのリストについては、 この文書のもう少し後でふれます。

それでこれがどう便利だというのでしょう? 例えば xmms を支配することができます:

例 5.2. XMMS キーバインド

    Mod1 P :ExecCommand xmms -p
    Mod1 F :ExecCommand xmms -f

もしいくつかオプションキー (例えばマルチメディアキー) があり XFree86 で適切に設定しているなら次のようにして xmms をそれらのキーでコントロールすることができます:

例 5.3. マルチメディアキーで XMMS を操作

    None XF86AudioPlay :ExecCommand xmms -u
    None XF86AudioStop :ExecCommand xmms -s

xmms --help により詳細な情報がありますが、 これでおそらく適切に設定できるでしょう...