fbrun は、 基本的には他のデスクトップ環境の "Run ..."ダイアログの同等品です。 つまり fbrun を使えば、 メニューに含まれていない (あるいは実行時に特別なパラメータセットを必要とする) プログラムを簡単に実行できることができます。
他に便利なのは、メニューから fbrun を編集が可能であらかじめ読み込まれるコマンド行とともに呼出し、実行できるということです。 例えば非常に長いホスト名のホストにいつも一定でない沢山のオプションをつけて ssh する場合などです。 この場合、すべてのオプションとホスト名を含むメニューを fbrun 用に追加できます。 そのエントリを使う際に必要なら編集してから実行できます。
[訳注: 本題とは離れますが、 ssh では $HOME/.ssh/config にホスト毎の設定 (ホスト名の別名、X11 転送を有効にするかどうかなどの固有のオプション) を次のようにあらかじめ指定しておくことができます:
例 3.1. ユーザー foobar の ~/.ssh/config
Host shn
Hostname very-long-host-name
User foo
ForwardX11 yes
Port 22
Protocol 2
|
]
fbrun は様々なオプションを持っています:
-font [font name] Text font -title [title name] Set title -text [text] Text input -w [width] Window width in pixels -h [height] Window height in pixels -display [display string] Display name -pos [x] [y] Window position in pixels -fg [color name] Foreground text color -bg [color name] Background color -a Antialias -hf [history file] History file to load (default ~/.fluxbox/history) -help Show this help |
ほとんどのオプションは見ただけでわかるはずです。 オプション -text と -hf については少し説明が必要かもしれません。 前者は fbrun のあらかじめ読み込まれる(編集可能な)テキストを指定するのに使います。 ssh -X -f のように複数の引数を指定したいのなら、 次のように引用符で囲むのを忘れないで下さい:
fbrun -text "ssh -X -f" |
-hf オプションは fbrun が (ちょうど bash がそうするように) 使ったコマンド行の"履歴"を記録しておくファイルの場所を指定します。 通常このオプションは必要ではなく、未指定ならデフォルトの設定が使われます。 メニューに複数の fbrun エントリがあり、 各々について履歴を別々に保存したい場合は便利でしょう。